トイレトレーニングの必需品!?トレーニングパンツとは

お子さんの成長にともなって始めたいのがトイレトレーニング。おむつをいつ外せるかはお子さんによって異なりますが、一般的には2歳~3歳になったタイミングでトイレトレーニングを始めるママ・パパが多いようです。そこで今回は、トイレトレーニングで活用したいトレーニングパンツについて解説します。
目次
トイレトレーニングの強い味方トレーニングパンツ
このパンツは、トイレトレーニングを始めるときに役立つものです。おむつは卒業させたいけれど、まだ普通のパンツではおもらしが心配だなというときに使います。
トレーニングパンツの特徴は、紙おむつと違っておしっこをしたら濡れた感覚があること。しかし、普通のパンツと違っておしっこをきちんと吸収するので、頻繁に床がビショビショになってしまうことはありません。
トレーニングパンツの種類
トレーニングパンツは紙製と布製の2種類があります。それぞれにメリットとデメリットがあるので、お子さんやトイレトレーニングの進み具合に合わせて好みのものを用意する、もしくは両方を用意すると良いでしょう。
紙製のメリット・デメリット
紙製トレーニングパンツのメリットは、紙おむつと同様に使い捨てなので、パンツを洗う手間がいらないこと。また、うんちをしてしまった場合でも、捨てるだけで済むので後の処理がラクです。外出先でも予備のパンツを持参しておけば、もし汚してしまってもすぐに交換、使用済みのパンツは処分できるという便利さがあります。
紙製トレーニングパンツのデメリットは、紙おむつと違って濡れている不快感があるので、おしっこの度に交換しないといけないことでしょう。トイレトレーニングを卒業するまでは濡れるたびに交換しなければならず、コストがかかるのが難点です。
布製のメリット・デメリット
布製トレーニングパンツのメリットは、洗濯して何度も使えるのでコスパが良いこと。また、紙製トレーニングパンツだと見た目が紙おむつとあまり変わりませんが、布製は通常のパンツに近い見た目です。お子さんもちょっとお兄ちゃんやお姉ちゃんになれたような気分になって、テンションが上がるというメリットもあります。さらに、デザインも豊富です。
布製トレーニングパンツのデメリットは、洗濯の手間がかかること。これまでお子さんに布おむつを使っていた場合は大きな変化はないかもしれません。しかし、紙おむつから布製のものに替えた場合は少し大変です。また、紙製と比べると布製のほうが吸収力は落ちるので、おしっこの量が多いと漏れてしまうこともあります。
パンツの層による違い
布製のパンツは、おしっこを吸収するための股の部分の布が何層にも重なっています。3層・4層・6層のタイプが一般的です。層が厚いほど、多くの量のおしっこを吸収できます。その一方で、はいたときにゴワゴワした感じがするなどの違和感を覚えやすいデメリットがあります。
また、層が厚いほど水分を多く吸収するため洗濯した後に乾きにくく、暑い時期は蒸れやすくなります。しかし、薄手の3層だとおしっこを吸収しきれず、服を汚してしまうかもしれません。
自宅では3層や4層の薄手のものを使い、外出先では6層のものを使う、という風に使い分けるのがおすすめです。
どのタイミングでトレーニングパンツに切り替える?
おむつからトレーニングパンツへ切り替えるタイミングは、お子さまによってそれぞれです。
ママ・パパのなかには、トイレトレーニング開始と同時にトレーニングパンツをはかせ始める方もいます。慣れるまでは1日に何度もパンツを洗ったり、服を濡らしてしまったりと大変ですが、濡れることで不快感を覚えるためスムーズにおむつが外れることがあるようです。
一方で、おむつをつけているうちにある程度トイレトレーニングを行って、トレーニングパンツへ切り替えるママ・パパもいます。トイレに行く練習をしているので成功することもありますが、失敗してしまうこともあります。トレーニングの進み具合に悩むタイミングなので、ここで切り替えれば、気分転換のきっかけにもなるでしょう。
トレーニングパンツに使われている柄のほとんどは、キャラクターやイラスト柄です。お子さんの好みに合わせたものを選ぶとやる気がでるかもしれませんね。このパンツをうまく取り入れながら、トイレトレーニングを乗り切りましょう!