赤ちゃんのお昼寝はどのくらいが良いの?理想のお昼寝とは?

一日何時間もお昼寝をする赤ちゃん。
すやすや眠る赤ちゃんはとっても可愛いのですが、お昼寝はいつ・どれくらいの時間をさせるのが良いのでしょうか?
そこで今回は、赤ちゃんのお昼寝の最適な時間や回数、ベストなお昼寝のさせ方などについてご紹介します。
月齢別・赤ちゃんのお昼寝の最適な時間
はじめに覚えておいてほしいのは、赤ちゃんの成長には個人差があるので「●歳だから●時間お昼寝させましょう」と断言はできないということ。
赤ちゃんのお昼寝の正しい時間や回数は、赤ちゃんの成長段階によって違います。ここでは、わかりやすく月齢ごとの最適なお昼寝時間や回数をまとめていますが、あくまで目安として考えてくださいね。
生後1カ月まで(新生児)
【目安】
昼夜問わず、1~3時間の睡眠
この時期の赤ちゃんはまだ体内時計が整っていないため、浅い睡眠を昼夜問わず繰り返しています。ですから、この時期は「●時間お昼寝させよう」と考えるのではなく、赤ちゃんが眠りたいときに寝かせてあげると良いでしょう。
生後2カ月~4カ月前後
【目安】
午前中:1時間程度
午後:2~3時間程度
夕方:30分~1時間程度
生後2カ月あたりから少しずつ体内時計が整ってくるため、夜に眠る時間が長くなってきます。日中のお昼寝は上記を目安に、あまり長く寝かせすぎないように心がけてください。お昼寝が長すぎると、体内時計が整いづらくなってしまいます。また、夕方のお昼寝は17時までに。夜の睡眠に響かないよう気をつけてください。
生後5カ月~8カ月前後
【目安】
午前中:30分~1時間程度
午後:2~3時間程度
夕方:なし
離乳食が始まるこの時期になったら、徐々にお昼寝の時間と回数を減らしていきましょう。離乳食の前後でお昼寝をさせ、起きたらお散歩に出かけるなど、外の空気に触れると◎また、この時期になると、だんだん夕方のお昼寝をしない子が増えてきます。
生後9カ月から1歳前後
【目安】
午前中:できればなし
午後:2時間前後
夕方:なし
この時期になったら、お昼寝は午後の一回だけにするのが理想。どうしても無理な場合は、午前中に30分程度のお昼寝を入れてあげましょう。夜の安眠のためにも、夕方のお昼寝はなくすようにします。
以上が月齢別のお昼寝時間の目安です。とはいえ、これはあくまでも目安。きっちり守れなくても大丈夫です。「すぐに起きてしまう」「全然起きてくれない」などとあまり神経質になりすぎず、赤ちゃんの様子を見ながらおおらかに構えてくださいね。
赤ちゃんにとって理想的なお昼寝環境をつくろう
赤ちゃんにとってお昼寝はとっても大切。脳と体の発達に欠かせない役割をしています。赤ちゃんのためにも、ぜひお昼寝を快適にできる環境を整えてあげましょう。
場所は?
お昼寝をする場所は、ママさんやパパさんの目が届きやすいリビングなどがいいですね。赤ちゃんに何かあったときにすぐ対応でき、赤ちゃんもママさん・パパさんの気配が近くにあることで安心できます。
赤ちゃんを寝かせるときは、比較的移動もしやすいベビーバウンサーを使うのがおすすめです。
ベビーバウンサーとは、赤ちゃんの動きに合わせて、ゆりかごのように座面が揺れるベビーチェア。赤ちゃんは、ママさん・パパさんに抱っこされているような感覚で安心して眠ることができます。
ーー例えばこんな商品がありますーー
https://www.24028.jp/product/indoorgoods/bouncer/61480
【SmartAngel】 どり~むバウンサー エクストラ
0歳から18カ月前後、体重12kgまでの赤ちゃんに使えるバウンサーです。
大型フレームで赤ちゃんをゆったり寝かせられます。
また、ベルトがついているので赤ちゃんのずり落ちを防ぎます。
折りたためるので使わないときの収納場所にも困りません。
明るさは?
お昼寝に最適な明るさは、木陰くらいの薄暗さ。真っ暗でもなく、明るすぎるでもない状態が理想的です。うっすらと太陽光が入るレベルの遮光カーテン(完全遮光ではないもの)を使い、部屋の電気は消すというのがおすすめです。
室内の温度は?
赤ちゃんは自律神経が整っていないため、体温調節がうまくできません。そのため、室内の温度管理はとても大切です。赤ちゃんのお昼寝にベストな室温は、夏場なら26~28℃前後、冬場なら20~23℃前後です。こまめに室温をチェックして、快適な環境をつくりましょう。
また、エアコンを使用する場合、風が直接赤ちゃんに当たらないよう、風向きの調整も。
室内の湿度は?
また、部屋の湿度を保つことも大事です。特に、エアコンをつけていると室内は乾燥しやすくなり、風邪やインフルエンザなどのウィルスが繁殖しやすい状態をつくってしまいます。
室内の理想的な湿度は60%程度。湿度計や加湿器を用意して、必要に応じて加湿をしましょう。