保育園におすすめのリュックは?選び方のポイントを紹介

何かと持ち物が多い保育園への登園ですが、登園バッグとしてリュックを指定している園も多くあります。リュックは両手が空くので便利です。また、小学校に入学してランドセルを背負うときの練習にもなります。しかし、子ども用のリュックにはいろいろな種類があり、サイズや機能も幅広く、どれを選んだらよいか悩む方も多いのではないでしょうか。今回は保育園の登園に便利な子ども用リュックの選び方を紹介します。リュック選びに悩んでいる方は、ぜひ参考にしてください。
目次
保育園のリュックはいつから必要?
実際に子どもがリュックを使い始めるのは、一人で歩けるようになる2歳児クラスからであることが多いようです。
0歳~2歳の乳幼児では、まだ自分で歩けないことも多いため、ママ・パパが荷物を持ち運びすることが多いようです。
ただし、ある程度安定して歩けるようになったら、練習として小さなリュックを持たせてあげるのも良いでしょう。
保育園で持っていくリュックのサイズは?
リュックの容量は、2歳~3歳の子どもには10L~12L、4歳~5歳の子どもには15L程度のリュックが目安です。サイズが合わないリュックだと子どもにとって負担になるため、大きすぎず小さすぎないものを選ぶのが大切です。
できれば試しに背負ってみて、子どもの体格に合っているか確かめてから購入するとよいでしょう。現物を見ないで購入する場合には、肩紐が調整できるタイプを選ぶと安心です。
最初から大きめを買って長く使おうとすると、バランスを崩してこけやすくなったり、紐をひきずったりなど、大変危険です。家計のことを考えると、ひとつのリュックを卒園まで使い続けたいとは思いますが、子どもの安全のためにも、リュックは途中で買い替えるつもりで準備をしましょう。
子どもが使いやすい保育園リュックの特徴
子どもが自分でかばんの開け閉めができるような作り
保育園では子ども自身が荷物の出し入れをするため、自分で開け閉めができるか事前に確認しておきましょう。おすすめは子どもの手でも簡単に開け閉めできるチャック式です。 ファスナーの引手が大きめに作られているものや、左右どちらからでも開け閉めできるダブルファスナーであればより使いやすいです。
ファスナーの硬さなどを事前に親子でチェックしておくとなお安心です。慣れないうちはファスナーの引手のリングに紐を通してあげるといいでしょう。
口が大きく開く
リュックの口がしっかりと開き、中のものが取り出しやすいリュックがおすすめです。マチ付きや底板が入っているとリュックの中の全体がみやすいため、リュックの構造もあわせて確認しておくとよいでしょう。一方で、口を全開にすると中身が出てきてしまうので、子どもの性格に合わせて適度な開き具合のリュックを選んであげることも大切です。
チェストベルトがついている
チェストベルトは、胸の前でベルトを使って留める構造になっていて、リュックのズレ落ちを防ぐものです。特に、まだ体が小さい2歳~3歳の頃はあった方が良いでしょう。マジックテープのように指をはさみにくい構造のベルトが安心です。チェストベルトは単品でも販売されているため、手持ちのリュックにプラスすることもできます。
ポケットが少ない
内ポケットが多すぎると、どこに何が入っているのか分からなくなって子どもが混乱してしまいます。子どものリュックの内ポケットは、1個~2個程度にとどめておくのがおすすめです。また、メッシュ素材を使ったポケットなら中身が見えて使いやすいでしょう。
ただ、乳児を保育園に預ける際に使う保育園バックは、ポケットが多い方がおすすめです。この保育園バックは、子どもではなく大人が使用するものなので、荷物の量も種類も多い乳児の通園では、収納は多い方が良いでしょう。
軽くて丈夫な素材
子どもの体への負担を少なくするためにも、リュックはできるだけ軽いものを選ぶのがおすすめです。また、肩紐にすべり止めやクッション性があるものなら、より体への負担を軽減できます。一方で、軽さを重視しすぎて薄い生地のリュックを選んでしまうと、ちょっとした衝撃でほつれたり破れたりするため、耐久性も大事な要素です。
おすすめの素材は、軽量性に優れて丈夫なポリエステルやナイロンです。
ポリエステルは汚れてもお手入れしやすい素材でもあります。ナイロンは撥水性に優れ、雨の日でも安心して利用できるといったメリットがあります。購入する際には、リュックの素材もチェックしましょう。
まとめ
子どもが使う保育園のリュックは、大人からみた機能性よりも子ども自身が使いやすいものを選んであげることが重要です。保育園での生活がより豊かになるように、親子でぴったりのリュックを選んであげてください。