子どもの日焼け対策に!帽子と日焼け止めの選び方のキホン
1〜3歳子どもの日焼け対策子どもの日焼け止めクリーム日焼け対策用の帽子

太陽がまぶしい季節になったら、お子さまの日焼け対策を始めましょう。
今回は、お子さまに日焼け対策が必要な理由や帽子・日焼け止めの選び方などについてご紹介します。
目次
子どもに日焼け対策が必要な理由
繊細で敏感なお子さまの肌が強い紫外線にさらされると、腫れや水ぶくれを起こすことがあります。
また、紫外線によって皮膚細胞の遺伝子が傷つくと、免疫力や体力が落ちることも。
さらに、過度な紫外線ダメージはシミやシワといった老化症状が出やすくなる原因になるだけではなく、皮膚がんの要因にもなると言われています。
このほか、紫外線角膜炎といった目の炎症や充血・目の痛みなど、目に影響が生じることもあります。
もちろん、紫外線は悪影響ばかりを与える訳ではありません。
適度な量の紫外線は、新陳代謝や血行を促進したり、骨の形成を進めたりといった良い面もあります。
しかし、外で遊ぶ機会が多いお子さまは、必要以上の紫外線を浴びてしまいがちです。
だから、お子さまの肌や体を守るためには、ママ・パパがきちんと日焼け対策をしてあげることが大切です。
日焼け対策用の帽子の選び方って?
日焼け対策としてまず取り入れたいのは、帽子です。
つばの長さが7cm以上ある帽子をかぶれば、顔に当たる紫外線の6割近くをカットできると言われています。
また、紫外線ダメージを受けやすい瞳を守ることも可能です。
陽の光が強い日にお子さまがお出かけする際は、必ず帽子をかぶせてあげましょう。
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大人とはちがう?子どもの日焼け止めクリームの選び方
日焼け対策に必須なのが日焼け止めクリームです。
お子さまの肌は敏感なので、効果の高さや落ちにくさを考えて選ぶと、刺激が強すぎてかぶれたり、肌荒れを起こしたりしてしまう恐れがあります。
また、ベタベタする日焼け止めクリームは、お子さまが嫌がるかもしれません。
お子さま用の日焼け止めクリームを選ぶときは、できるだけ低刺激で肌にやさしいもの、なおかつベタつかず使い心地の良いものを選びましょう。
実際に日焼け止めを購入するときは、以下のポイントをチェックしてください。
「SPF値 10~20」「PA値+」 程度のものを
SPF・PA値が高くなればなるほど、肌への負担は大きくなります。
大人用の日焼け止めでは「SPF50、PA++++」などの効果の高いものが人気ですが、お子さまの肌には「SPF10~20、PA+」程度のものが適しています。
海やプールなどいつもより日焼けしやすいところに行く場合には、もう少し効果の高い「SPF20~30、PA++」程度のものを使っても良いでしょう。
紫外線吸収剤不使用のものを
日焼け止めの有効成分には、紫外線吸収剤と紫外線錯乱剤の2種類があります。
このうち、肌にやさしいのは紫外線錯乱剤のほう。これは紫外線を反射して防ぐものなので、肌への負担が小さく済みます。
お子さま用の日焼け止めを選ぶときは、紫外線吸収剤を使用していない、紫外線錯乱剤で構成されているタイプを選びましょう。
肌への刺激になる成分を含まないものを
人工香料や人工着色料・防腐剤・アルコール・石油系界面活性剤は、肌への刺激になることも。
これらを使用していないクリームの使用をおすすめします。
こういった条件を満たしたものを選び、外出時に顔や体に塗ってあげるようにしましょう。
汗で流れ落ちてしまうことも考えて、できれば2~3時間ごとに塗り直しをすると良いですよ。
なお、これらの条件を満たしても、お子さまの肌に合わない日焼け止めクリームも存在します。
まずは少量を一部に塗ってあげて、「赤くならないか」「かぶれていないか」「かゆがらないか」などを確認してから全身に使うと安心です。