ラン活はいつから?ランドセル選びを失敗しないためのポイントも紹介
ランドセルは、子どもが6年間使う大切なアイテムだけに、慎重に選びたいものです。しかし、素材や価格、機能など選択肢が多く、何を基準に選べばよいか迷ってしまう方も多いのではないでしょうか。今回は、ランドセルの選び方について詳しく解説します。
目次
ラン活とは?

ラン活とは、ランドセル選びから購入までの一連の活動を意味する言葉です。具体的には、メーカーや工房のカタログを集めて比較したり、展示会や店頭に実際に足を運んで実物を確認したりする活動を指します。
近年では、ランドセルのデザインや機能、カラーの選択肢が豊富になり、購入の時期も年々早まっている傾向にあります。
そのため、子どもの好みや体格に合ったランドセルを見つけられるよう、早めに情報収集を始めることが大切です。
ラン活はいつから始める?具体的なスケジュール

ランドセル購入の早期化傾向は年々進んでいます。
一般社団法人 日本鞄協会 ランドセル工業会が実施した「ランドセル購入に関する調査 2025年」によると、2025年4月に小学校へ進学する児童の保護者を対象にした調査では、検討開始時期のトップは2024年4月で16.2%、次いで2023年12月が13.3%、2024年5月が10.9%という結果でした。 購入時期については、最も多かったのが2024年5月で20.3%、2位が2024年8月で13.9%、3位が2024年6月で10.9%となっています。入学の約1年前から検討を始め、ゴールデンウィークや夏休みなどの長期休暇を利用して購入する家庭が多い傾向にあります。
人気モデルは早期に完売することもあるため、余裕を持ったスケジュールで動くことをおすすめします。
出典:一般社団法人 日本鞄協会 ランドセル工業会「ランドセル購入に関する調査 2025年」
ランドセルを選ぶ際のポイント

ランドセル選びでは、さまざまな観点から検討することが重要です。
価格
前述の調査によると、ランドセルの購入金額の平均は60,746円でした。最も多い価格帯は65,000円以上で、全体の43.8%を占めています。
価格は素材や機能、ブランドによって大きく異なります。予算内で品質とのバランスを見極めながら、子どもに合ったものを選ぶことが大切です。
素材
ランドセルの素材は主に3種類あり、それぞれに特徴があります。
人工皮革は、軽量で水に強く、カラーバリエーションが豊富な点がメリットです。一方で、本革と比較すると耐久性がやや劣る傾向にあります。
牛革は高級感と耐久性に優れていますが、人工皮革よりもやや重めです。
コードバンは馬の臀部の革を使用した最高級素材で、光沢と耐久性が抜群ですが、価格は高くなります。
フィット感
ランドセルは毎日背負うものなので、体にしっかりフィットすることが重要です。
実際に背負ってみて、肩ベルトと肩がフィットしているか、背中と背当てが密着しているか、背負って違和感や痛みがないかを確認しましょう。
店頭では教科書に見立てた重りを入れて試着できる場合もあるので、できるだけ実際の使用状況に近い状態で確認することをおすすめします。
体感重量
市場に出ているランドセルの重さは、一般的に1,000~1,400g程度です。
最近では軽さを重視したランドセルやランリュックも登場しています。軽量ランドセルを検討する際は、生地の厚さや耐久性が十分かどうかを必ず確認しましょう。体へのフィット感が良ければ、多少重くても体感重量は軽く感じられます。
サイズ・収納力
ランドセルのサイズには主に3つの規格があります。
・A4教科書対応サイズ(約21.5cm×29cm)
・A4クリアファイル対応サイズ(約22.3cm×31cm)
・A4フラットファイル対応サイズ(約23.3cm×31cm)
最も大きいA4フラットファイル対応サイズなら、高学年になったときの厚い教科書や大きな資料もスムーズに収納できます。
ただし、サイズが大きくなるほど重量も増えるため、子どもの体格とのバランスを考慮することが必要です。
形
ランドセルの形状には、かぶせとヘリの2つのポイントがあります。
かぶせの形状には、つまみを回してロックする全かぶせと、本体の金具に差し込んでロックする半かぶせがあります。全かぶせは最もポピュラーでデザインも豊富ですが、半かぶせはクラシカルな印象で個性的、さらに軽量という特徴があります。
ヘリとはランドセル本体と横マチの接合部の縁取りのことで、ヘリありは耐久性重視、ヘリなしは軽量でスリムな仕上がりになります。
付属品
安全面や利便性を考えると、付属品のチェックも欠かせません。
防犯ブザーを取り付けるためのナスカンやDカンが付いているか、暗い道でも安全に登下校できるよう反射材が装備されているかを確認しましょう。これらは子どもの安全を守る重要な機能です。
カラー
カラー選びは、子どもの好みを尊重しつつ、6年間使い続けることを考慮することが大切です。
近年は女の子の間でくすみカラーが人気を集めています。子どもが気に入った色であることが第一ですが、高学年になっても飽きずに使える落ち着いた色味も選択肢として提案してあげると良いでしょう。
保証
多くのランドセルには「6年間無料修理保証」が付いています。ただし、破損や汚損の対象範囲、修理時の送料負担の有無など、保証内容はメーカーによって異なります。
購入前に保証の詳細をしっかり確認し、万が一のときに安心できるサポート体制が整っているかをチェックしましょう。
まとめ
ランドセル選びは、価格・素材・フィット感・重さ・サイズ・形・カラー・保証など、多角的な視点から検討することが大切です。子どもが6年間快適に使えるランドセルを見つけるために、早めに情報収集を始め、実際に店頭で試着しながら、じっくりと選びましょう。