デリケートな赤ちゃんのお肌を守ろう! 蚊に刺されのあとを発見したら早めの対処を

デリケートな赤ちゃんのお肌を守ろう!
蚊に刺されのあとを発見したら早めの対処を
暑くなると心配なのが虫刺され。かゆい、痛いなど、言葉にできない赤ちゃんのために、虫に刺されないようにする予防が必要です。また、万が一刺された場合の対処についても気になりますよね。ここでは、赤ちゃんの虫刺され予防と対処法、特に夏のいや~な蚊についてご紹介します。
目次
■蚊がよってくる3大条件!赤ちゃんは虫にさされやすい!?
よく蚊に刺される人とまったく刺されない人がいますよね。蚊にもにおいや温度の好みがあるため、その条件を満たしている人は蚊に刺されやすいといわれているのです。
お母さんのなかには赤ちゃんの周りに蚊が飛んでいてドキッとしたことがある人もいるのではないでしょうか。自分で蚊を退治できない赤ちゃんのためにも、赤ちゃんに蚊が近づかないようにする必要がありますよね。蚊は二酸化炭素(人が吐く息)、熱(体温)、匂いを察知して対象物に近づいてくるそうです。つまり体温が高く、汗っかきな赤ちゃんは蚊にさされやすいということになりますよね。
■蚊に刺されないようにするには?
では、赤ちゃんが蚊に刺されないようにするにはどうすればよいのでしょうか。
●環境を整える
まずは赤ちゃんが一日のなかで最も長くいるお部屋の環境を整えることが大切です。蚊は家のなかに簡単に入ってくるため、安心はできません。
赤ちゃんのいる部屋を常に涼しく保っておくことや、空気清浄機や除湿器を活用して部屋のなかを快適にさせるのが有効な手段です。また、非接触系虫よけグッズの活用も必要です。虫よけスプレーなどは赤ちゃんに使えないものもありますので、つるすタイプの虫よけや、虫を引き寄せて吸い取ってくれるタイプの虫よけグッズなど、赤ちゃんの体に害の少ない虫よけグッズを積極的に活用しましょう。
●外出やアウトドアにも注意
赤ちゃんを連れて外に出るときは、赤ちゃんでも使える低刺激の虫よけスプレーを活用するなどの工夫が必要です。他には赤ちゃんの汗をこまめに拭いてあげたり、モバイル扇風機を持ち歩いて涼しくしてあげたりなど、外出やアウトドアイベントの際は特に注意を払いましょう。
■蚊に刺された!症状と治療 ・赤ちゃんの蚊に刺されの症状
気を付けていても刺されてしまった!そんなときは落ち着いて対処をしましょう。
●基本的な対処法
蚊に刺された箇所は赤く腫れあがるので、赤ちゃんがかゆがって、かかないように気を付けましょう。かいて血が出ないように赤ちゃんの爪を切っておくことも大切です。
また、刺された箇所はそのままにしておくのではなく、冷水できれいに洗って冷たいタオルなどで適度に冷やした後に、赤ちゃん専用のかゆみ止めを塗っておきましょう。万が一、青ざめたりショック症状を起こしたりした場合はすぐに病院に連れていきましょう。
●どんな薬があるの?
赤ちゃんのかゆみ止めには、塗り薬やシールタイプの薬があります。赤ちゃんが舐めたりかきむしったりしないように、塗り薬とシールタイプの薬を使い分けましょう。
●病院に行くときって?
ただの虫刺されでも放置しておくのは危険です。赤ちゃんが虫に刺された場合、かきむしってとびひになったり思わぬ症状が出たりする恐れもあるので、かゆみ止めが効かない、刺されたところの腫れが治まらないなどの症状が現れたらすぐに病院に行きましょう。
赤ちゃんの虫刺されは、甘く見ていると思わぬ事態に発展してしまうことも考えられます。赤ちゃんはまだ免疫が弱いため、気になることがあったらすぐに病院の先生に相談しましょう。
虫刺されぐらいで大げさかな…と病院に行かずに自宅でセルフケアを行うと、痕が残ったり、症状が長引いたりすることもあります。心配であれば、虫刺されの対処法やおすすめの薬をかかりつけの先生に聞いておくとよいかもしれません。