赤ちゃんの寝返りはいつ頃から?サポート方法や注意点とは

産まれたばかりの赤ちゃんは、あまり動かずにスヤスヤと眠っていますが、動きが活発になってくると寝返りが打てるようになります。寝返りは赤ちゃんの成長の証ともいえるため、パパやママにとっても喜ばしいもの。しかし、なかには「うちの子は、寝返りをするそぶりがないので心配」と感じる方もいるのではないでしょうか。そこで今回は、赤ちゃんの寝返りがはじまる時期やサポート方法、注意点などを解説します。
赤ちゃんの寝返りがはじまる時期は?
赤ちゃんが寝返りをはじめる時期は、一般的には生後4ヶ月頃からが多いです。もちろん個人差があるため、赤ちゃんが生後4ヶ月過ぎて寝返りをしないとしても問題はありません。赤ちゃんの成長を気長に見守りましょう。
生後7ヶ月頃には赤ちゃんの約9割が寝返りをするといわれています。しかし、生後9~10ヶ月に入ってやっと寝返りをするようになったケースもあるなど、赤ちゃんが寝返りをはじめる時期は異なるのも事実。
自治体の6ヶ月健診などで赤ちゃんの発育に特に問題がないようであれば、深刻に考えすぎないようにしましょう。
今日から出来る!寝返りの練習方法
赤ちゃんが寝返りをしそうなのにうまくできない、そろそろ寝返りをはじめても良い時期なのにそぶりがないといった場合は、寝返りの練習を行うのもおすすめです。赤ちゃんの首が座ったら、寝返りの練習をしてみましょう。
ここからは、寝返りの練習方法を紹介します。
まず、赤ちゃんの体を横向きにしてみましょう。赤ちゃんが足を横にひねりはじめたら、背中や腰に手を当てて支えてあげます。そうすることで、寝返りがしやすくなります。このときに、赤ちゃんが寝返りをしようとしている方向から声をかけてあげるのも効果的です。
最初のうちは、サポートをしてあげてもうまく寝返りができないかもしれませんが、無理に寝返りをさせようとする必要はありません。定期的にトレーニングを行うことで、そのうち上手に寝返りができるようになります。
また、体を横向きにしたときに赤ちゃんが嫌がる場合、急いでトレーニングをする必要はありません。しばらく様子を見て、赤ちゃんが自分から寝返りしそうな動きをはじめたときに、練習を再開することができます。先に述べたように寝返りをはじめる時期には個人差があるため、赤ちゃんの成長に合わせたトレーニングを行いましょう。
寝返りのサポートをするときの注意点
赤ちゃんの寝返りをサポートするときには、いくつか注意したい点があります。
まず、赤ちゃんの周りに危ないものを置かないようにしましょう。赤ちゃんが寝返りをしたときに、テーブルや椅子の脚、プラスチックのおもちゃなどにぶつかることのないよう安全を確保しておくことが大切です。
また、ベッドやソファの上で寝返りをすると、赤ちゃんが落下する可能性があります。動きが活発になってきた赤ちゃんがベッドやソファの上で過ごすときは、目を離さないようにしましょう。安全面からすると、ベッドやソファなど段差があるところではなく、床に布団やマットを敷いて寝返りの練習をするのがおすすめです。
寝返りを練習中の赤ちゃん、また寝返りができるようになったばかりの赤ちゃんは、上手にできません。そのため寝返りをしたときにうつぶせ寝になり、息が苦しくなってしまう赤ちゃんもいます。赤ちゃん自身の力では元に戻れないため、うつぶせ寝になったら仰向けに戻してあげるなど気配りが大切です。
まとめ
赤ちゃんの寝返りがはじまる時期には個人差があるので、成長が遅れているように思えても深刻に考える必要はありません。赤ちゃんの首が座って動きが活発になってきたら、安全な環境を整えて寝返りの練習をスタートしましょう。赤ちゃんが嫌がる場合は練習をお休みするなど、赤ちゃんの成長に合わせてトレーニングをしてあげてくださいね。