お昼寝は何歳までするもの?寝かしつけのポイントからお昼寝を卒業させる方法を紹介
「お昼寝っていつまで必要?」「お昼寝をやめるタイミングがわからない……」と、お悩みのママ・パパは多いでしょう。個人差はありますが、子どものお昼寝には年齢や発達段階に応じた目安があります。今回は、お昼寝は何歳までするのか、月齢に応じた睡眠時間や寝かしつけのコツ、お昼寝を卒業させるポイントを紹介します。
目次
お昼寝は何歳頃までするもの?卒業のタイミングは?

子どものお昼寝は、成長とともに徐々に必要性が薄れていきます。一般的には3~5歳頃に、お昼寝の時間が短くなったり、しなくなったりする子どもが増えてきます。ただし、成長のペースには個人差があるため、一概に「○歳だからお昼寝はやめるべき」といった決まりはありません。
なかには、体力や生活リズムの関係で5歳をすぎてもお昼寝を必要とする子どももいます。子ども自身が自然とお昼寝をしたがらなくなるタイミングが訪れたら、無理に寝かしつけをせず、卒業のサインと受け取ってもよいでしょう。年齢で区切るよりも、子どもの様子をよく観察して判断することが大切です。
お昼寝に必要な時間

月齢に応じた目安の睡眠時間は以下の通りです。
0〜2ヶ月
昼夜を問わず1日に16〜20時間ほど眠る時期です。新生児は短時間の睡眠と覚醒を繰り返しますが、徐々に夜にまとまって眠れるようになります。
3〜5ヶ月
1日平均14〜15時間の睡眠が必要で、全体的には夜寝る時間が長くなります。また、午前・午後・夕方にそれぞれ短時間のお昼寝をすることが多くなります。具体的なお昼寝の時間は以下の通りです。
午前:1時間
午後:早い時間帯に2時間ほど
夕方:30分から1時間ほど
6〜12ヶ月
1日トータルで12〜15時間の睡眠が目安となり、午前と午後に1〜2時間ずつのお昼寝が中心になります。
1〜2歳
お昼寝は午後1回にまとまり、1〜2時間程度で足りる子どもが増えてきます。
3歳以上
お昼寝をしなくても1日を過ごせる体力がついてきます。ただし、活発に遊んだ日などは疲れて夕方に寝てしまうこともあるでしょう。その場合は1時間ほどにとどめると、夜の寝つきに影響しにくくなります。
子どもにお昼寝が必要な理由
成長期の子どもにとって、お昼寝には大きく3つの役割があります。
1.体力を回復させる
日中にハイハイやつかまり立ち、歩行などで体を動かすようになると、体力の消耗も増えます。眠ることで筋肉や骨の成長を支える休養時間が確保され、健康な発育につながります。
2.脳の発達を促す
睡眠にはレム睡眠とノンレム睡眠があり、睡眠中に入れ替わりを繰り返します。レム睡眠は
記憶の整理や情報の処理を行い、神経回路を活発に形成する役割があります。
また、大人に比べて子どもは睡眠中のレム睡眠の割合が多いとされています。結果として、お昼寝することで記憶力や認知力を育みやすくなるのです。
3.情緒を安定させる
十分な睡眠は心のバランスを保つ働きがあり、睡眠不足は機嫌の悪さやぐずりの原因になります。お昼寝は、こうした心身の不調を防ぐ役割も果たします。
スムーズにお昼寝するためのポイント

まず注意したいのが、スマートフォンやテレビなどの視覚刺激です。寝る直前に画面を見せると脳が興奮状態になり、入眠を妨げてしまいます。そのため、就寝前はスマートフォンなどの使用を控え、寝る準備を整えましょう。
また、部屋の環境にも配慮が必要です。室温はやや涼しめに設定し、心地良く過ごせるようにしましょう。
お昼寝の時間帯は完全に暗くする必要はなく、自然な目覚めにつながるよう、やわらかな自然光程度の明るさに調整することをおすすめします。夜は静かで暗い環境に整えることで、昼と夜の区別をつけやすくなります。
さらに、毎日同じリズムで過ごすことも大切です。休日も含めて一定の時間に起き、規則正しい生活を送ることで、自然とお昼寝のタイミングも整いやすくなります。
お昼寝を卒業させたい場合はどうする?
小学校入学が近づいてきたら、お昼寝をしない生活リズムに徐々に慣れていく必要があります。5歳をすぎても長くお昼寝をする習慣が残っている場合は、少しずつお昼寝の時間を短くし、夜は早めに眠れるように調整していきましょう。
子どものペースに合わせて、焦らず見守りながら、少しずつ新しい生活リズムに慣らしていくことが大切です。
まとめ
お昼寝は、子どもの成長にとって重要な役割がありますが、卒業のタイミングには個人差がみられます。大切なのは年齢にとらわれすぎず、子どもの様子や生活のリズムに合わせて柔軟に対応することです。適切な睡眠リズムを整えることで、心身ともに健やかな成長が期待できます。