すくすく成長!新生児の適切なミルクの量と把握する3つのポイント

赤ちゃんをミルクで育てているママ・パパも多いと思いますが、適切なミルクの量のことは、実はちょっとわかりにくいですよね。特に新生児のミルクの量は、慣れるまでは調節が難しいのではないでしょうか。今回は新生児に飲ませる適切なミルクの量と把握するポイントについて紹介します。
適切なミルク量と授乳間隔や回数の目安
赤ちゃんにあげるミルクの量は、赤ちゃんの成長に合わせて増やすのが一般的です。その際は、赤ちゃんの体重からミルク量を計算します。しかし、授乳スタイルがミルクのみ、母乳のみ、母乳とミルクの混合などの違いによって適切な数字は変わるため、体重から計算したミルク量はあくまで目安です。
おおよその目安ですが、生後0日~生後14日のうち、7日目までは1日目は10ml、2日目は20mlと10mlずつ増やすのが一般的です。それ以降は1回80mlを3~4時間おきに授乳します。
生後2週間~生後1ヶ月は1回100ml~120mlを7回~8回与えます。授乳の間隔は1ヶ月ごろまでは3~4時間に1回です。
ミルクの量に不安?新生児のサインを見逃さないで
今あげているミルクの量が合っているのかどうか不安になることもありますよね。そんなときは、赤ちゃんのサインを見逃さないようにしましょう。
ミルクが足りている場合は、1日に6回以上おしっこをするかどうかが目安になります。ほかにも、元気で機嫌が良い、肌にハリがある、体重が増えているなどもミルクが足りている新生児のサインです。
一方でミルクが足りてない場合は、体重がなかなか増えず、おしっこが6回以上ないことなどがサインです。元気がなく、ご機嫌ななめなのも新生児からのサインなので見逃さないようにしましょう。
また、ミルクを飲みすぎている場合の新生児のサインとしては、おなかが張っている、下痢や便秘をしているなどがあります。赤ちゃんは自分でミルクを飲む量を調節できないので、赤ちゃんのしぐさや様子を細かく観察しながら、ミルクが足りているかどうかを常にチェックしましょう。
新生児の適切なミルクの量を知る3つのポイント
赤ちゃんに必要なミルクの量は、赤ちゃんの体重や成長スピードによって微妙に異なります。適切なミルクの量を知るにはどうすれば良いのでしょうか。
赤ちゃんにミルクが足りているかどうかは体重で判断することもあります。そのためにまずは、赤ちゃんの正確な体重を知ることが大切です。赤ちゃんの体重は、1日ごとに増えるのが一般的なので、何日も増えない場合や必要以上に増えすぎる場合にはミルクの量を見直さなければなりません。
また、赤ちゃんが飲んでもいい1日のミルクの総量を知ることも必要です。粉ミルクの缶などに1日に飲ませても良い総量が記載されているので、その量を飲ませる回数で割って1回あたりの量を判断するのも良いでしょう。
それに関しては、赤ちゃんが1回で飲める量を知ることも必要です。1回あたりに少ししか飲めない赤ちゃんなら、総量を計算して授乳の回数を増やさなければなりません。飲める量には個人差があるので、赤ちゃんが1回にだいたいどれくらい飲めるのかを調べましょう。
ほかにも、量だけでなく、授乳間隔や回数を増減調整しながら、赤ちゃんの体調やペースに合わせることも大切です。赤ちゃんにも体調や気分があるので、飲んだり飲まなかったりすることもあります。そういった赤ちゃんの様子をよく観察しながら、適切な量をあげられるように調節してみましょう。
まとめ
今回は、新生児の適切なミルクの量について紹介しました。今回記載した内容や粉ミルクに書かれている分量はあくまで目安です。赤ちゃんの体調や1回に飲める量などを考えながら、1回に飲んでも良い総量を上回らないように調節して飲ませましょう。
そのためにも、赤ちゃんの毎日の体重やミルクを飲んだ後の様子などをよく観察することが大切なのです。