赤ちゃんと飛行機に乗れるのはいつから?持ち物や注意点をチェック!

赤ちゃんとの帰省や旅行などで、飛行機を利用する場面は意外と多いもの。しかし「赤ちゃんはいつから飛行機に乗れるの?」「何を持っていけばいいの?」と疑問に思うママ・パパも多いはず。今回は、赤ちゃんの搭乗可能な時期や持ち物、注意点などについて詳しく解説します。
目次
赤ちゃんはいつから飛行機に乗れる?
赤ちゃんが飛行機に搭乗できるのは、国内線・国際線ともに生後8日を過ぎてからです。搭乗時には、国内線で12歳以上、国際線で12~16歳以上(航空会社や行先により異なります)の同伴者が必要です(※)。
大人1名につき、原則として2名までの幼児を同行できます。この場合、1人は膝の上に抱っこし、もう1人は座席購入が必要です。
ただし、飛行機に乗れる月齢であっても、長時間のフライトは赤ちゃんにとって大きな負担になります。機内環境や時差による疲れを考慮し、なるべく長距離フライトは控えるのが安心です。
※年齢等の条件は、航空会社によって異なります。
赤ちゃんと飛行機に乗る際に必要な持ち物
ここからは、赤ちゃんを連れて飛行機に乗るときに手荷物として必ず持っていきたい物と、持っていくと便利な物をそれぞれ紹介します。
【必ず持っていきたい物】
・ミルクセット(哺乳瓶、粉ミルクなど)
・使い慣れたカトラリー、マグ
・パックジュースなどの飲み物
・おやつ、ベビーフード
・食事用のエプロン
・おむつセット(おむつ、除菌シートにもなるおしりふき、着替え、ビニール袋など)
・授乳ケープ
・スタイ、ガーゼ
・はおりもの(夏のエアコン対策など)
・スリング、抱っこ紐
・お気に入りのおもちゃ
・初めてのおもちゃ(航空会社からプレゼントされる場合も)
【赤ちゃんによって持っていきたい物】
・絵本
・おしゃぶり
・動画をダウンロードしたタブレット端末
・小ども用イヤホン、機内モードで使えるアプリ
・お湯
・普段づかいのおくるみ
赤ちゃんと飛行機に乗る際の注意点
赤ちゃんと飛行機に乗る際は、注意しておきたい点がいくつかあります。
フライトは電話またはメールで予約する
赤ちゃんを連れてのフライトは、たとえ座席を使用しない場合でも電話またはメールでの予約が必須な場合が多く見られます。
主な理由として、酸素マスクの数やベビーベッドの数などが限られるため、機体ごとに搭乗可能な赤ちゃんの人数に上限があることがあげられます。
また、ベビーベッドやチャイルドシートを利用する場合も、事前予約が必要です。赤ちゃん連れのときは、電話もしくはメールで予約しましょう。
周囲に声をかける
機内に入ったら、周りの乗客に声をかけておきましょう。赤ちゃんと一緒だと「フライト中に泣いたり座席を蹴ったりして周囲に迷惑をかけてしまうかも」「周囲の音で起きてぐずるかも」などと心配になる方も多いでしょう。あらかじめ周りに声をかけておけば、ママ・パパも安心できます。
それでも心配な場合は、搭乗前に遊ばせたりご飯を食べさせたりして、機内で眠れるようにしておくと良いでしょう。お尻の不快感で赤ちゃんがぐずらないよう、おむつを替えておくのも大切です。
赤ちゃんに耳抜きをする
離陸時と着陸時は気圧が大きく変動します。赤ちゃんは自分で耳抜きができないため、放っておくと耳が痛くなってしまいます。タイミングを見てミルクをあげたり、離乳食を食べさせたりして耳抜きをしてあげましょう。
赤ちゃんが指や手を挟まないように注意
機内の座席周りにはテーブルやレバー、ひじ掛けなど、赤ちゃんが手や指を挟みやすい構造のものがたくさんあります。特に、自分で動き回れる年齢の子どもは注意が必要です。赤ちゃんがケガをしないよう、しっかり見ておきましょう。
各航空会社のサービスや注意事項を確認しておく
各航空会社では、赤ちゃんや子ども連れのフライトをサポートするサービスを用意しています。搭乗前や搭乗時にどんなサービスが受けられるのか、注意事項も合わせて確認しておくと良いでしょう。
まとめ
赤ちゃんは生後8日目から飛行機に乗れます。初めてのフライトは、ママ・パパにとっても不安がつきものです。持ち物や注意点、利用できるサービスをしっかり確認して、安心して空の旅に備えましょう。