赤ちゃんの「バイバイ」はいつから?時期の目安と練習方法、しないときの考え方
生後9ヶ月〜1歳頃になると、多くのご家庭では赤ちゃんの「バイバイ」の瞬間を楽しみに待つようになります。しかし、「周りの子はもうバイバイしているのに、うちの子はまだ…」と不安を感じるママ・パパも少なくありません。今回は、赤ちゃんがバイバイをし始める時期の目安と、日常の中でできる練習方法、なかなかしない場合の対処法と考え方について詳しく解説します。
目次
赤ちゃんのバイバイはいつから?

一般的に多くの赤ちゃんが「バイバイ」の動作を始めるのは、生後9ヶ月~1歳頃とされています。この時期は、周囲の大人や子どもの動作を観察してまねをする「模倣行動」が盛んになる時期と重なります。バイバイはそうした模倣能力の成長とともに自然に現れてくる動作のひとつです。
早い子であれば、お座りが安定してくる生後6〜7ヶ月頃からバイバイに似た手振りをすることもあります。「あー」や「ばばば」などの発語が始まる時期とも近く、手を動かしながらコミュニケーションの楽しさを覚え始めるのがこの時期の特徴です。
一方で、1歳を過ぎてもなかなかバイバイをしない赤ちゃんも珍しくありません。成長の速度には子どもによって大きな差があり、言葉や運動の発達が早い子もいれば、じっくり観察してからまとめて習得する子もいます。他の子と比べて焦る必要はなく、まずは赤ちゃんのペースを尊重することが大切です。
ただし、1歳を過ぎてもバイバイなどのジェスチャーがまったく見られない場合や、視線が合いにくい、名前を呼んでも反応が薄いといった気になる様子が重なるときは、かかりつけ医や地域の子育て支援センターに相談してみましょう。
バイバイの練習方法

バイバイを楽しく身につけてもらうためには、特別な教材は必要ありません。日常のちょっとしたシーンを活かした働きかけが、最も自然で効果的です。赤ちゃんが「楽しい」と感じながら手を動かせるような工夫を取り入れてみましょう。
兄弟やお友達との関わりを利用する
赤ちゃんはお兄ちゃんやお姉ちゃん、また同じくらいの月齢のお友達の行動を興味深そうに観察しています。上の兄弟がいる場合は、「バイバイして出かけるふりをする遊び」をしてみるのも効果的です。
ご家族がはっきりとした仕草で手を振り返すことで、赤ちゃんは「バイバイ=うれしいコミュニケーションの合図」だと感じ取るようになります。身近な人の動きをお手本にすることで、自然とまねをしたくなる気持ちが生まれます。
遊びの中で楽しく練習する
音楽に合わせた手遊び歌も、バイバイの練習にぴったりです。腕や手を大きく動かすシンプルな動きから始めてみましょう。リズムに乗りながら体を動かす楽しさが、自然と手を使う習慣をつくります。
また、「いないいないばあ」のようなシンプルなゲームは視覚・聴覚を同時に刺激し、楽しい気持ちとともに手の動かし方を覚える良い機会になります。遊びの中での練習は、赤ちゃんの笑顔を引き出しながら親子のコミュニケーションを深めることにもつながります。
バイバイをなかなかしない場合は?

月齢が進んでもバイバイをしないと感じたとき、焦りや心配が出てくるのは自然なことです。しかし、なかなかしない場合でも、日常の中でできるシンプルな働きかけで徐々に変化が見られることがあります。ここでは、バイバイをなかなかしない場合の対応策について紹介します。
大人が積極的にお手本を見せる
最も取り入れやすい方法は、ご家族が率先してバイバイを見せることです。ご家族がお出かけする際、おじいちゃん・おばあちゃんが帰るとき、ビデオ通話の終わりなど、普段の生活の中で繰り返し手を振る姿を見せましょう。
また、食事の終わりや遊びを終えるタイミングなど、さまざまな場面で「バイバイ」のジェスチャーを取り入れるのもおすすめです。繰り返し行うことで、赤ちゃんも自然と動きを覚え、まねをするきっかけになります。
他の子どもと関わる機会を作る
児童館や子育て支援センターに足を運び、同じ月齢の赤ちゃんと過ごす時間をつくることも有効です。他の子どもの動きを見て刺激を受け、突然まねをし始めることがあります。
すぐに変化が見られなくても、さまざまな刺激に触れる経験が、少しずつ子どもの成長につながっていきます。
できたらたくさん褒める
赤ちゃんが少しでも手を振る素振りを見せたら、「じょうずだね!」「できたね!」とオーバーなくらいに喜んで伝えましょう。「この動作をすると家族が喜んでくれる」と感じることが、もっとやってみようという意欲につながります。
ただし、嫌がっているときに無理に練習させるのは逆効果です。赤ちゃんの気持ちが向かないときは一度お休みし、気持ちの準備ができるまでゆっくり待ってあげることも、大切な関わり方のひとつです。
まとめ
赤ちゃんがバイバイをし始める時期は、子どもによってさまざまです。生後9ヶ月頃に始める子もいれば、1歳を過ぎてから始める子もいます。大切なのは他の子と比べることではなく、目の前の赤ちゃんの成長をありのまま受け止めてあげることです。日常の中でご家族がバイバイのお手本を見せたり、手遊びや遊びの中で楽しく練習をしたりしながら、焦らずに関わり続けましょう。
赤ちゃんはご家族の笑顔や喜びに応えようとしながら、少しずつ着実に成長しています。毎日のふれあいを大切にしながら、ゆったりとした気持ちで子育てを楽しんでいきましょう。