「パパイヤ期」にお悩みのママ・パパ必見!原因や乗り越える方法を紹介
「パパ嫌い!あっち行って!」と子どもから突然拒絶された――。これは「パパイヤ期」と呼ばれる、子どもの成長過程でよく見られる現象です。今回は、パパイヤ期の原因や乗り越える方法、やってはいけないことを分かりやすく紹介します。
目次
パパイヤ期とは?

パパイヤ期とは、子どもが突然、父親に対して「パパ嫌い」と言ったり、「あっち行って」と近づくことを拒んだりする時期のことを指します。昨日まで「パパー!」と笑顔で駆け寄っていたのに、ある日を境に急に拒絶されるため、パパが戸惑ったり落ち込んだりするケースも少なくありません。
パパイヤ期が始まるタイミングには個人差がありますが、主に2歳~4歳頃に多く見られます。
パパへの拒絶反応は、パパのことが本当に嫌いになったわけではなく、子どもの成長に伴う一時的な現象です。この時期を夫婦で協力しながら乗り越えると、子どもと父親の関係が一層深まり、親子の絆が強くなることが多いといわれています。
パパイヤ期が起こる原因

パパイヤ期にはいくつかの原因が考えられます。代表的な理由を3つ紹介します。
ママとの関係が密接になるため
パパイヤ期の根本的な原因には、「ママ大好き期」であることが大きく関係しています。子どもはママと一緒にいることで安心感を得ており、逆にパパを遠ざけることで「ママとの特別な関係」を保とうとすることがあります。
パパに距離を置くのは、意識的・無意識にかかわらず「ママとの絆」をより強く感じたいという気持ちの現れといえるでしょう。
自分の意思や感情を表現する過程にいるため
子どもが「パパ嫌!」と言い出すのは、自分の気持ちを言葉で表現できるようになってきた成長の証でもあります。
まだ感情を細かく言語化する力が発達段階にあるため、「パパも好きだけど今はママにやってほしい」という複雑な気持ちが、シンプルに「パパはイヤ!」という言葉になってしまうのです。
特に身近な存在であるパパに対して「嫌」と表現することで、自分の感情を確認しようとしている側面もあります。
パパと過ごす時間が短いため
パパが仕事で忙しく、夜遅くに帰宅することが多い家庭では、ママと比べてパパと過ごす時間が自然と少なくなりがちです。
子どもは日中一緒にいることが多いママに親近感を抱き、パパに対しては「距離感の遠い人」という印象を持つようになることがあります。一緒に過ごす時間の差が、パパイヤ期を引き起こす一因となっている場合もあります。
パパイヤ期を乗り越える方法

パパイヤ期は一時的なものですが、パパもママも前向きに取り組むことで早期に乗り越えやすくなります。パパとママそれぞれができる対処法を紹介します。
パパができる対処法
帰宅後や休みの日などに、子どもと関わる時間を意識的に増やしていくことが大切です。パパにしかできないダイナミックな遊びや、子どもの好きな遊びを一緒に楽しむことで、少しずつ信頼関係を築いていけます。
また、お風呂や寝かしつけなど、無理なくできる範囲でパパ担当の役割を決めるのもおすすめです。「これはパパとやること」と子どもの中で認識されることで、パパとの時間が自然と増えていきます。
子どもは本心からパパを嫌いなわけではありません。悲しい気持ちをこらえつつ、笑顔で優しく関わり続けましょう。子どもの気持ちに共感する声かけも効果的です。
ママができる対処法
ママができる最も大切な対処法は、日常的にパパの良さを子どもに伝えることです。「パパのことが大好きだよ」や「パパってすごいんだよ!」といった言葉を意識的にかけてあげましょう。大好きなママから直接「パパのいいところ」を伝えてもらうことで、子どもが「パパってかっこいいな」と感じるきっかけになります。
また、パパと子どもが二人で過ごせる時間を作れるよう、夫婦で協力することもポイントです。ママの姿が見えないところでは、案外パパを頼って仲良く過ごせることも多いものです。
パパイヤ期にやってはいけないこと
パパイヤ期を早く終わらせたいと焦るあまり、逆効果になってしまう行動があります。
無理に距離を縮めようとする
「好かれたい」という思いから頑張りすぎてしまうと、ママへの安心を求めている時期の子どもは心の準備が追いつかず、戸惑ってしまいます。しつこくしすぎず、子どもの様子を見ながら適度な距離感で関わることが大切です。
子どもの気持ちに反する声かけをする
「ママにばっかり行かないで」「パパでもいいでしょ」といった声かけは、子どもの心理に反するため、不安感を与えてしまう可能性があります。感情的にならず、「今はそういう時期」と割り切って穏やかに関わりましょう。
育児から離れる
嫌がられるからといって育児から距離を置いてしまうのは逆効果です。パパとの接点がなくなると、パパイヤ期が落ち着いたころには親子の距離がさらに広がってしまうことも。子どもの気持ちに寄り添いながら、「少しずつ」きっかけを作って関わり続けることが重要です。
まとめ
パパイヤ期は子どもの成長過程における一時的な現象であり、パパへの本当の気持ちを表しているわけではありません。焦らず、笑顔で関わり続けながら、夫婦で協力して乗り越えることが大切です。この時期を上手に乗り越えた先には、より深まった親子の絆が待っていることでしょう。