もしかして、、、これってイヤイヤ期!?年齢別で見る対応のヒント

今まであんなにママさん・パパさんの言うことを聞いてくれたのに、いつの間にか反抗的になってきてもう大変!という人は少なくないはず。しかし、なにかと否定的な態度をとる赤ちゃんの「イヤイヤ期」は成長をする段階で必要な時期となります。そこで今回はイヤイヤ期について、いつからいつまで続くのか、年齢ごとにどのように対応をしていくべきかをご紹介します。
イヤイヤ期ってなに?いつからいつまで?
イヤイヤ期とは赤ちゃんの自我が芽生え、自分の意見を周りに主張し始める時期のことを指します。何でもかんでも自分でやりたがるようになり、ママさん・パパさんやお父さんであっても自分の気持ちをストレートに表現していきます。
イヤイヤ期はいつからいつまで?
一般的には生後6ヶ月~1歳半ごろに始まり、2歳ごろにピークを迎えることから、巷では「魔の2歳」とも言われています。3歳ごろになると言葉を覚え、自分の気持ちをしっかり伝えることができるようになり、徐々に落ち着き始めます。
年齢ごとの対応でイヤイヤ期を乗り切ろう!
イヤイヤ期の赤ちゃんと接するのは想像以上に手がかかります。
0歳
この時期はまだ言葉で自分の気持ちを伝えることができないため、身振り手振りで自分を表現します。寝返りがうまく打てないと泣きだしたり、離乳食の味が気に入らないとペッと吐いてしまったりして、だんだんお世話が難しくなっていきます。
自分の欲求が満たされないとイヤイヤが発生するため、落ち着くまで優しく見守ってあげるようにしましょう。時間が経てば、自然とイヤイヤが収まっていきます。
1歳
自分でやりたいことが増え始め、色んなことに興味・関心を持つようになっていきます。しかし、物事が自分の思い通りに上手くいかなかったり、やりたくないことをやらされたりするとストレスを溜め込んでしまい、かんしゃくを起こしてしまいます。
やりたいことができないことに対してイヤイヤを表して来たら、まずはその気持ちに共感してあげましょう。
ただ1歳児のイヤイヤ期の特徴として、必ずそれでなければいけない!などの意思があるわけではありません。どうしてもやりたいことを叶えるのが厳しいときなどは、別のものに興味をうつらせるのも一つの手です。
2歳
本格的にやってきた2歳児のイヤイヤ期は「魔の2歳」とよばれ、多くの先輩ママさん・パパさんも戦ってきました。1歳の頃と違い興味をそらすことも難しくなってきます。着替えやオムツ替えなども「イヤイヤ」とされると、温厚な親御さまもさすがにさじを投げたくなりますよね。ましてや外出先だと一緒に泣きたい気持ちになってしまいます。
そんなときも0歳児のころと変わらず、まずはとことんやらせてあげるのがポイントです。抱きしめたりなどの機嫌取りをせずに「うんうん」や「そうなんだ」と聞いてあげましょう。うるさい!などと声をあげるのは厳禁です。
3歳
もう3歳なんだからなんでも出来ると思ってしまう親御さまとの意識のズレや、自己主張や自我の芽生えが3歳児のイヤイヤ期の大きな理由です。家では泣きわめく、ものを投げるなどママさん・パパさんはどっと疲れてしまうでしょう。
また3歳にもなると、同年代のお友達などとコミュニティを形成しはじめます。ただ、お互いの主張はなかなか噛み合わずぶつかり、言葉は未熟なため手が出てしまうこともしばしば。
3歳児のイヤイヤ期も今まで同じく、まずはすべて受け入れることが重要。やり場のない気持ちを受け止めてあげましょう。抱きしめてあげるのも有効な手段ですので存分にスキンシップをとりましょう。
いつかは終わるもの!イヤイヤ期にこそ笑顔で接してあげましょう。
今は辛いイヤイヤ期、永遠に終わらないような気がして途方にくれているママさん・パパさんも多いでしょう。ただ、断言出来ます!そんなことはありません。今しかないイヤイヤ期、こんな時もあと数年経てば笑い話になるでしょう。是非こんな時こそ、笑顔で接してあげてくださいね。ただ疲れた時は息抜きを忘れず、周囲を頼ることも必要ですよ。