フォローアップミルクってどんなもの?ミルク以外の活用方法もご紹介

フォローアップミルクって離乳食のコーナーにあるけど一体なに?絶対に飲ませないとダメなの?と不思議に思っている人もいると思います。離乳食が始まったらミルクとは縁がない…と思いがちですが、本当にそうでしょうか。
今回はそのフォローアップミルクの用途や活用法についてご紹介します。
目次
フォローアップミルクってなに?普通のミルクとなにが違うの?
まずはフォローアップミルクについて、ミルクとの違いなどを紹介していきます。
●フォローアップミルクとは
フォローアップミルクは、離乳食の補完的に飲むミルクのことで、離乳食だけでは摂れないカルシウムやミネラルなどの栄養素を摂ることができる離乳食期のミルクのことです。
健やかな成長のためにはさまざまな栄養素を摂る必要がありますが、離乳食だけでは摂ることができる栄養素に限界があります。そのため、フォローアップミルクを使って適切な栄養素を補完しなければならないのです。
●ミルクとの違い
赤ちゃんがご飯の代わりに飲む育児用の粉ミルクとの違いはその栄養素です。粉ミルクは完全栄養食なので、赤ちゃんに必要な栄養素が全部詰め込まれており、これだけ飲めば赤ちゃんの食事としては十分です。一方でフォローアップミルクは離乳食の補完的な役割を果たすものなので、それだけでは栄養素が不十分になってしまうのです。
●いつどんなふうに飲ませるもの?
フォローアップミルクは9ヶ月頃~3歳頃まで飲むことができます。1日3食の離乳食を与えたときに、赤ちゃんが思ったよりも食べなかった、食材的に栄養が偏ってしまった、などの時に栄養を補完するものとしてフォローアップミルクを飲ませてあげてください。飲み方は哺乳瓶でなくても、赤ちゃんが使える飲む道具なら何でもいいです。
補完的な役割を果たすだけなので、毎日与える必要はありません。あくまで離乳食だけでは栄養が賄えないときに与えるものとして認識しておきましょう。
フォローアップミルクの種類
ここではフォローアップミルクのおすすめ商品をご紹介します。
●ぐんぐん(和光堂)
DHAや鉄分がしっかり配合されたミルクです。味もおいしいので赤ちゃんがよく飲んでくれると好評。すぐに溶けて使いやすいのでお母さんとしてもうれしいですよね。
●ステップ(明治)
固形のミルクが便利!と好評のステップ。粉の分量を量らなくてもいいので、忙しいときやお出かけの時にぴったり。葉酸なども含まれており、栄養素もばっちりです。
フォローアップミルクの活用法!離乳食にプラス
ここではフォローアップミルクの調理方法を紹介していきます。
●グラタンに混ぜて
かぼちゃとフォローアップミルクを使ってグラタンを作ってみましょう。まずは茹でてつぶしたかぼちゃにフォローアップミルクを粉のまま混ぜておきます。玉ねぎとブロッコリーは細かく刻みましょう。フライパンで玉ねぎと鶏ミンチを炒めたら、耐熱皿にブロッコリー以外のすべての具材を入れ、チーズをかけてオーブンで焼きます。
色づく程度に焼きあがったら、先ほど刻んだブロッコリーを振りかけて完成。9ヶ月~11か月の赤ちゃんへの離乳食にぴったりの栄養満点グラタンの出来上がりです。
●スムージーに
フォローアップミルクは大人でいうと牛乳の代わりに使うことも可能。ミキサーでつぶしたいちごと混ぜてスムージーにして飲むとミルクもいちごも一緒においしくいただくことができます。
ミキサーにかけることでとろみが出るので、赤ちゃんも飲みやすいのが嬉しいですね。
●パンケーキといっしょに
1歳を超えた子どもには、ホットケーキミックスに牛乳の代わりにフォローアップミルクを混ぜたパンケーキもOK。魚やかぼちゃをつぶして混ぜれば立派なおかずパンケーキになります。フォローアップミルクを使って子どもが大好きな栄養満点のパンケーキを作りましょう。
さて今回はフォローアップミルクの使い方や効果についてご紹介しました。フォローアップミルクは離乳食期の赤ちゃんには欠かせない栄養素がたっぷり含まれています。離乳食では補えない栄養をフォローアップミルクでしっかり補ってあげましょう。